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■リズムとは?ビートって? 

ダルクローズはジュネーブにある音楽院で和声学を教えていました。

そこの生徒たちは、課題はこなせるし、規則に従って音を書くのは上手にできるのでした。が、そこからは何も感じるものがなかったのでした。与えられた物に関しては完璧にできるのに、自分の心で音楽を感じ和声をとらえていないことに、ダルクローズはギャップとジレンマを持っていました。

いろいろ試していくうちに、それは音楽を聴く耳が育っていないのでは、と思うようになり、理論を教える前に生徒達の耳を作る訓練を始めます。それは聴覚を育てるためのレッスンでしたが、単に聴覚を育てるだけでは音楽を感じる心や音楽を愛する心を育てるのに不十分であると気が付きました。
筋肉反応を行うことによっての身体への刺激と、脳の刺激を両方行うことで、感じる心や感性も育つのではないかと考えたのです。それが先ほどのリズム感に欠ける生徒からのひらめきによりリトミックの開発へと導かれたのです。ダルクローズリトミックの3本柱にソルフェージュとリズムが入っているのはこのためです。

ではそのリズムは人の生命や生活にどう結びついているのでしょうか?
「生活のリズム」などと言いますが1日の流れにも、起床・朝食・学校・昼食・帰宅……と時間的流れで見ると長短のある生活のリズムですよね。

1ヶ月は30日または31日で出来ているリズム。1年は365日だけど、うるう年は366日。ここにも4年に1度という大きなリズムがあります。リズムの中にはビートと呼ばれるものが存在します。ビートとは「拍」のこと。拍は規則正しい刻みがあります。
脈拍・心拍などと言う言葉がありますが、まさしくその「拍」です。
心拍は英語でハートビート。そのものですよね。
人間の身体の中にもビートは存在しているのです。そして、命の統括をしているのです。

1秒というビートが60個集まれば1分。1分というビートが60個あつまれば1時間。
1時間というビートが24個あつまれば1日……。
そこには地球上、宇宙上の生命を統括するような普遍的なビートやリズムが存在するのです。このビートは私達が感じようと感じまいと、リズムの根底でいつも規則正しく刻み続けているのです。
こうやって改めて考えてみると、いかに人間はビートやリズムの支配を受けているのかということがわかりますよね。

■音楽の三要素
さて音楽のほうへ話をもどしましょう。
音楽の三要素はリズム、メロディー、ハーモニー。リズムがあって、その上にメロディーが乗り、ハーモニーになります。反対に言うと、ハーモニーを作るにはメロディーが必要ですし、メロディーにはリズムがないと単調なものになってしまいますので不可欠です。そして、そのリズムの根底にビートが流れているんですね。
リズムは川のようにとめどなく流れます。流れが止まったものは川とは呼びません。
それと同じでリズムの存在しない音楽は、音楽とは呼べないのではないでしょうか?

そういった意味で音楽を体験するとは、リズムを体験することにもなるのです。


 
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